2026年8月3日、ダイハツ工業は福祉介護・共同送迎サービス「ゴイッショ」の新たな運営モデルが大阪市で正式運行を開始したと発表した。社会福祉法人育徳園を中心とする4施設による連携で、地域課題に対応する持続可能なモビリティの実現を目指す。
ダイハツ工業は2026年8月3日、「福祉介護・共同送迎サービス『ゴイッショ』」の新たな展開を発表した。社会福祉法人育徳園(大阪市阿倍野区)を中心とした地域の4つの介護施設において、同年8月1日より「ゴイッショいくとく」として正式運行を開始した。これは香川県三豊市と滋賀県野洲市に続く全国3例目の事例となる。
今回の開始は、「ゴイッショ」初の発展型運営モデルである。育徳園では以前よりダイハツの運行管理システムを活用し、送迎業務の効率化に取り組んでいた。2024年12月からは自法人内の2施設間で共同送迎を試験的に実施し、運営方法や安全管理体制を検証してきた。この取り組みで得られたノウハウと知見を基に、近隣地域の他法人施設を含む共同送迎体制へと発展させた。
「ゴイッショいくとく」では育徳園が運営主体となり、3法人4施設による共同送迎を実施する。月間約250人の送迎を担い、車両や職員の稼働効率向上および送迎業務の負担軽減を図る。地域の介護事業者が主体となって連携することで、介護人材不足や高齢者の移動手段確保といった地域課題への対応が可能となった。
育徳園は今後、地域の関係機関との連携も視野に入れながら、持続可能な介護サービス提供体制の実現を目指すと説明している。ダイハツは今回の事例を通じ、福祉介護分野における地域課題の解決と持続可能なモビリティ社会の実現に取り組むとしている。
