いすゞ自動車は2026年9月8日に、冷凍・冷蔵架装の再生領域を拡大するため、トプレックとの協業を開始したと発表しました。エンジンなどの駆動部だけでなく、冷凍・冷蔵バンの架装物まで再生の対象に広げます。
車両全体を再生する新たな取り組み
いすゞはこれまで、走行により劣化したエンジンやトランスミッションを再生するリマニュファクチャリング(リマニ)を展開してきました。今回の協業により、トプレックが持つ冷凍装置の整備・交換やコンテナの清掃といった技術を組み合わせます。
これにより、エンジンだけでなく架装物まで再生した車両の提供が可能になります。利用者はキャブや看板塗装に加え、冷凍・冷蔵設備も継続して活用でき、車両全体を長く安心して使用できるようになります。
展示会での参考出品
今回の取り組みの成果として、東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2026」にて参考出品車両を展示します。展示される中型トラック「フォワード」は、いすゞのリビルトエンジンとトプレックがリメイクした冷凍装置およびコンテナを組み合わせています。
環境負荷の低減と資源の活用
部品の再生は、新車製造時と比較して製造工程におけるCO2排出量を削減できるメリットがあります。また、既存部品の再利用は資源の有効活用や廃棄物の削減にもつながります。
いすゞは今後も架装メーカーとの連携を広げる方針です。商用車のライフサイクル全体を通じた価値向上を図り、サーキュラーエコノミーとカーボンニュートラルの実現を目指しています。
