ポルシェは、パスカル・ウェルレイン選手が2025/2026年シーズンにドライバーズ・チャンピオンを獲得した際の車両「99X Electric」を、ポルシェ・ミュージアムに展示すると発表しました。この車両は、レースで培われた技術を市販車へ転用する象徴として、特別な展示が行われます。
レース技術を市販車へ継承
パスカル・ウェルレイン選手がロンドンでの最終戦を経て手にした優勝マシンが、ポルシェ・ミュージアムに運び込まれました。この車両には、ポルシェの最新の電気自動車モデルにも採用されている、リア・モーターへの直接油冷技術などの技術が投入されています。両車両ともに、最大600kWの電力でブレーキ時のエネルギー回収が可能です。
モータースポーツ75周年を記念
今回の展示は、ポルシェのモータースポーツにおける75年の歴史を祝う特別展「Raceborn – 75 Years of Porsche Motorsport」の一環として実施されます。展示される99X Electricは、1980年代に活躍した複数のポルシェ・レーシングカーのカラーリングをモチーフにしています。この特別展は2027年1月17日まで開催される予定です。
Formula Eでの成功と進化
ポルシェは2017年に耐久レースからFormula E(フォーミュラE)へ参戦を表明し、新たな知見を蓄積してきました。第3世代マシンである「GEN3」の導入により、バッテリーの軽量化や前輪でのブレーキエネルギー回収、出力の向上といった技術的進歩を実現しています。これにより、ポルシェは電気モータースポーツにおけるトップメーカーとしての地位を築きました。
