ホンダは弘前大学と共同で、車両データと健康情報を融合する研究講座を開設した。2026年8月31日に弘前大学で式典を開き、本取り組みにより自動車を健康と安全を支える知能化パートナーへ進化させる。
本田技研工業は、国立大学法人弘前大学と共同研究講座を開設した。8月31日に弘前市で開設式典を開催した。
日本では長寿化が進み、健康で安心して暮らせる社会への期待が高まっている。弘前大学は長年にわたり大規模健康調査で膨大な健診データを蓄積している。ホンダは先進安全技術やデータ活用技術の研究を進めてきた。
本講座では、車両から収集する移動データと大学の健康データを融合する。AIやデータサイエンスを活用して人の状態を統合的に理解し、予測・支援する基盤技術の開発に取り組む。自動車を従来の安全機能付きの移動手段から、健康と安全を継続的に支えるパートナーへと進化させるのが目的だ。
講座のメンバーには両大学の教授やホンダのエンジニアが名を連ね、産学で知見を共有する体制を整えた。
車両の挙動や運転パターンから得られる情報も活用され、一人ひとりに寄り添った支援の実現が図られる。
両者は車両データと健康情報の掛け合わせにより、移動から得られる情報を新たな健康支援サービスに結びつける研究を進める。
