パナソニック エレクトリックワークスとT2は8月25日、道路照明と自動運転トラックの協調による安全性向上の実証を開始した。高速道路を夜間走行する際の白線認識距離が最大約2.3倍に伸びる結果を得た。
パナソニック エレクトリックワークスとT2は共同で、自動運転トラックの走行安全を高めるため、既存の道路照明設備との協調を検証している。この取り組みは国内初となる。
実証では茨城県のテストセンターにて夜間、照明の明るさやムラのない条件を整えた。その結果、車両搭載カメラによる白線の認識距離が最大2.3倍向上したことが確認された。自動運転トラックは周囲をセンサーで把握して走行するが、適切な光環境が認識精度に直結することを示している。
両社は今回の成果を受け、センサー機能を一体化させた新型の照明設備を開発し、2030年代を目途に高速道路へ導入する計画だ。低位置型の設備にセンサーを組み込むことで、施工や維持管理のコスト削減も図る。T2はレベル4自動運転トラックの商用運行を2027年度以降に開始し、2030年代には2,000台の運行を目指すとしている。
